エクサベース AIは、人事部門のさまざまな業務で活用いただけます。本記事は、実務でそのままコピーして利用できるプロンプトをまとめた事例集です。10の活用シーンを順番にご紹介します。
1. 本資料の使い方
本資料に掲載されているプロンプトは、以下の3ステップで簡単に利用できます。
- プロンプトをコピーする:各事例の「すぐに使えるプロンプト例」をそのままコピーします。
- 内容を書き換える:プロンプト内の
【 】で囲まれた部分を、あなたの状況に合わせて具体的に書き換えます。 - 送信して結果を確認する:送信ボタンを押すだけです。出力された内容を確認し、必要に応じて追加の指示を出します。
2. 実務で使える10のプロンプト活用事例
人事業務の活用シーンに合わせたプロンプト例を順番にご紹介します。
事例1:求人情報の作成
ベテラン編集者のような視点で、応募者が思わず応募したくなるストーリー性のある求人原稿を作成します。不足している情報項目も自動で補完提案します。
プロンプト
あなたはベテランの採用コピーライターです。以下の条件で求人原稿を作成してください。
■ 募集職種:【営業職】 ■ 雇用形態:【正社員】
■ 必須スキル:【法人営業経験3年以上】
■ 勤務地:【東京都渋谷区】
■ 会社の強み:【業界シェアNo.1の自社製品】
応募者が「この会社で働きたい」と思える内容にしてください。事例2:スカウトメールの作成
候補者の経験やスキル、志向性に基づき、「なぜあなたに送るのか」を明確にした魅力的なスカウトメールを作成します。
プロンプト
以下の候補者に送るスカウトメールを作成してください。開封率が高まる件名も3パターン提案してください。
■ 候補者情報:現職【SIerでPM5年】、スキル【Java, AWS】、重視点【成長環境】
■ 募集ポジション:【自社開発のテックリード】
■ 自社の魅力:【リモートワーク可、フラットな組織】事例3:新卒1次面接の質問設計
学生のエントリーシートを解析し、自己分析・学業・失敗経験・仕事観などのカテゴリごとに質問を生成します。各質問の意図も提示します。
プロンプト
以下のエントリーシートを分析し、この学生の特性を深掘りする面接質問を10個作成してください。
各質問には「質問の意図」も付けてください。
■ 評価したい観点:【主体性、論理的思考力、ストレス耐性】
■ 面接時間:【30分】
■ ESの内容:【ここにESを貼り付け】事例4:部下との1on1面談の準備
部下のコンディションや進捗状況に合わせて、潜在的な悩みや不安を丁寧に引き出せる質問を作成します。圧迫感のない表現で提案します。
プロンプト
部下との1on1面談で使う質問を10個作成してください。圧迫感がなく、本音を引き出せる表現で。
■ 部下の状況:入社【2年目】の【営業職】
■ 最近の様子:【残業が増えており、少し疲れている様子】
■ 前回の1on1:【新規顧客開拓に苦戦中】
■ 確認したいこと:【業務負荷、モチベーション、キャリア志向】事例5:人事評価フィードバック文の作成
部下の目標と自己評価に基づき、成果・プロセス・改善点を整理します。ポジティブな評価と建設的な課題を分け、次期のアクションプランまで提案します。
プロンプト
以下の情報をもとに、人事評価のフィードバック文を作成してください。
ポジティブな点と改善点をバランスよく含め、次期のアクションプランも提案してください。
■ 期初目標:【新規顧客10社獲得、売上1,200万円達成】
■ 実績:【新規顧客8社獲得、売上1,050万円】
■ 本人の自己評価:【目標未達だが、大型案件の基盤は作れた】事例6:研修内容の考案と教材作成
特定の職種や年次に向けた研修カリキュラムを作成します。テーマや目標に応じた教育教材や学習コンテンツのドラフトも自動生成できます。
プロンプト
以下の条件で研修カリキュラムを作成してください。
各セッションの目的、内容、所要時間、使用する教材案も含めてください。
■ 対象者:【新卒入社1年目の営業職 20名】
■ 研修テーマ:【ビジネスマナーと営業基礎】
■ 研修期間:【2日間(計12時間)】
■ 到達目標:【一人で顧客訪問ができるレベル】事例7:キャリアコーチング(思考の整理)
異動の悩みやキャリア形成について、AIがコーチとなって対話します。答えを与えるのではなく、本人が気づきを得られる質問を投げかけます。
プロンプト
あなたはプロのキャリアコーチです。私のキャリアについて一緒に考えてください。
答えを教えるのではなく、私自身が気づきを得られるような質問を投げかけてください。
■ 現在の状況:【営業職5年目、最近マネージャー昇進の打診あり】
■ 悩んでいること:【マネジメントに興味はあるが、自信がない】
■ 大切にしたい価値観:【成長実感、チームへの貢献】事例8:パワハラ・コンプライアンスチェック
上司と部下の会話や文書を分析し、ハラスメントに該当する可能性を客観的に判定します。立場に応じた改善案や対応ステップを提示します。
プロンプト
以下の会話内容を分析し、パワーハラスメントに該当する可能性があるかを判定してください。
■ 状況:【定例の進捗会議での上司から部下への発言】
■ 会話内容:【ここに会話内容を貼り付け】
■ 出力してほしい内容:該当の可能性(高/中/低)と判断理由、問題となる表現、改善アドバイス事例9:社内規定やプレスリリースの校正
社内規定の改訂で矛盾を検出したり、プレスリリースを炎上リスクの観点から分析したりします。トーンの調整や適切な表現の提案を行います。
プロンプト
以下のプレスリリース案を、炎上リスクの観点からチェックしてください。
■ チェック観点:誤解を招く表現、特定の属性への配慮不足、SNSで批判されそうなポイント
■ プレスリリース案:【ここに文章を貼り付け】
問題点があれば指摘し、改善案を提示してください。事例10:アンケートの設計と分析
採用イベントや社内施策後の満足度アンケートを設計します。収集した回答データ(Excel/CSV)を自動で整理・可視化し、傾向分析も行います。
プロンプト
以下の目的でアンケートを設計してください。回答しやすく、分析に使える設問構成でお願いします。
■ アンケートの目的:【新入社員研修の満足度調査】
■ 対象者:【2025年4月入社の新入社員 50名】
■ 知りたいこと:研修内容の理解度・満足度、講師のわかりやすさ、今後の要望
■ 回答時間の目安:【5分以内】3. 日常業務を効率化するための汎用プロンプト
特定の業務以外でも、日々発生する「手間のかかる作業」をAIに相談することで、活用の幅を広げることができます。何を依頼すればよいか迷ったときは、「今日一番めんどくさい業務」をそのまま伝えてみてください。
4. 活用のポイント
AIを実務に定着させ、成果につなげるための留意事項です。
- まずは真似から この資料のプロンプトをコピーして
【 】内を書き換えるだけで使えます。完璧を目指さず、まず試してみましょう。 - 対話を重ねる 一度で完璧な答えが出るとは限りません。「もっと詳しく」「別の案も」といった追加の指示を出し、精度を高めていきましょう。
- 必ず人が確認 AIの出力は下書き・たたき台として活用し、最終判断と責任は必ず人が持つようにしましょう。
ぜひ気になった事例から試してみてください。