エージェントは、やりたい作業を選ぶだけでAIが業務を自動で進めてくれる機能です。プロンプトとの違いから基本的な使い方、使いこなす3つのコツまで、3分で紹介します。
「自分でやれば1時間かかる作業が、10分で形になる」——そんな仕事の任せ方ができるのが、エージェント機能です。複雑な指示文(プロンプト)を考える必要はなく、素材を渡すだけで完成品に近い仕上がりが返ってきます。
この記事を読むと、こんなことができるようになります。
- エージェントとプロンプトの違いがわかる
- エージェントの基本的な使い方がわかる
- うまく使いこなすための3つのコツがわかる
この記事は3分で読めます。
エージェントとは「専属スタッフ」
「②書く」でご紹介したプロンプト(指示文)が、なんでも相談できる万能な相手だとすると、エージェントは「専属スタッフ」のような存在です。やりたい作業を選ぶだけで、AIが業務を自動で進めてくれます。
複雑な指示文を組み立てる必要はありません。素材(メモやデータ)を渡すだけで、完成品に近い仕上がりが返ってきます。
使い分けのイメージは、柔軟に対話しながら作りたいときはプロンプト、決まった手順の作業をまるごと任せたいときはエージェントです。
こんなときに役立ちます
「やり取りを重ねる」よりも「まるごと任せたい」仕事と相性のよい機能です。たとえば、こんな場面で活躍します。
- テーマを伝えて調査レポートを作る(調査・情報収集エージェント)
- メモから資料を組み立てる(スライド資料作成エージェント)
- 文章に改善指摘をもらう(校正・チェックエージェント)
- メモから稟議書を組み立てる(DX決裁資料(稟議書)ドラフト作成エージェント)
これらは一例です。20の業務領域にわたる100種類以上の専門エージェント(2026年4月時点)がご利用いただけます。最新一覧はエージェントの一覧表からご確認ください。
基本的な使い方
次の3ステップでお使いいただけます。
- 入力欄の下にある「エージェント」ボタンを1回押す
- 表示された一覧から、使いたいエージェントを1回押す
- 表示された入力項目に必要な情報を入れ、画面下のボタンを1回押す
そのあとは、エージェントからの質問や提案に返信しながら、完成度を上げていきます。
詳しい操作手順は、別記事「エージェントの使用方法」をご覧ください。
よく使うエージェントは、一覧から「お気に入り」に登録しておくと、次回から素早く呼び出せます。
使いこなす3つのコツ
1. 最初にゴールを共有する
「スライド10枚で」「英文・300語程度で」など、完成形のイメージを先に伝えておくと、やり取りが短く済みます。
2. 1回のやり取りで完璧を求めない
エージェントは会話を重ねる前提でできています。気になる箇所は「ここをもう少し丁寧に」「この表現を変えて」と伝えれば、何度でも直してくれます。
3. 最終チェックは人間が行う
エージェントでも間違いは起こります。固有名詞・数字・制度にかかわる部分は、必ず公式の情報源で確認してから使ってください。AIが間違える「ハルシネーション(幻覚)」のしくみは、「①知る:AIのしくみ」をご覧ください。
次のステップ
気になるエージェントをひとつ選んで、試しに動かしてみてください。素材(メモやデータ)を渡すだけで、AIが下書きを作ってくれます。あとは、ご自身で仕上げるだけです。
「①知る」「②書く」「③任せる」の3本を読み終えた今、生成AIを業務に取り入れる準備ができています。明日の仕事のなかで、ひとつだけ試してみてください。
個人で「このエージェントは便利だな」というパターンが見つかったら、チームで共有していくと、組織のなかにじわっと広がっていきます。